
「ニーグリップが大事」といわれても、実際にはどこに力を入れればいいのかわからない…。そんな経験はありませんか?
今回は運動連鎖・解剖学の概念から切り込んでいこうと思います!
この記事でわかること
✅ニーグリップが安定する理由
✅股関節セッティングとは
✅内転筋を鍛える意味
✅雨の日でもできるトレーニング
✅ライディングへの活かし方
ニーグリップは「膝で挟む」ことではない
教習所やスクールでは「ニーグリップをしましょう」と良く言われます。
しかし、膝だけでタンクを挟もうとすると、前ももが疲れたり、身体全体が力んでしまいます。
本来のニーグリップは、股関節から脚全体でバイクを包み込み、自然にタンクに触れている状態であり、力任せに挟む技術ではなく、身体を安定させる技術です。

股関節セッティングとは?
股関節セッティングとは、股関節・骨盤・膝の位置関係を整え、余計な力を使わずにバイクへ身体を預けられる状態を作ることです。
股関節セッティングの3ステップ
①骨盤を立てる
背中ではなく骨盤を起こし、坐骨で座るイメージを持ちます。
②股関節をリラックスさせる。
力んで股関節を閉じるのではなく、自然に足の重さをタンクに預けます。
③膝を軽く添える
強く締め受ける必要はありません。
ブレーキ時に自然と支えられる程度で十分です。

なぜ内転筋(遅筋)が重要なのか
内転筋は、足を閉じる筋肉というイメージがありますが、本来は腹筋群と連動して姿勢を安定させる続ける役割を持っています。
ロングツーリングでは、何時間も同じ姿勢を維持する必要があります。
そのため、一瞬だけ大きな力を出す速筋よりも、長時間働き続けられる遅筋の動きが重要になってきます。
内転筋を鍛えることによって期待できる効果
・ブレーキングの安定
・コーナリング中の下半身の安定
・腰への負担の軽減
・腕の力みの軽減
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雨の日でもできる!内転筋トレーニング5選
① クッションニーグリップ ★★★★★

クッションや枕を膝で軽く挟みます。
30秒キープ × 5セット。
ポイント
・潰さない
・呼吸を止めない
・骨盤を立てる
② ワイドスクワット ★★★★☆

肩幅より広く脚を開きます。
つま先は少し外。浅く腰を落とします。
15回×3セット。
③ サイドランジ ★★★★☆

左右へ体重移動。
股関節と内転筋を同時に使えます。
左右10回。
④ ピラティスボール挟み ★★★★★

椅子へ座り、小さなボールを膝で軽く挟みます。
テレビを見ながらでもOK。
30秒×5セット。
⑤ 片脚立ち ★★★★☆

30秒キープ。
骨盤が左右へ傾かないように意識します。
バランス能力も向上します。
このトレーニングでライディングはどう変わる
✅ブレーキング時に身体が前へずれにくい
✅腕への荷重が減る
✅コーナリングで身体が安定する
✅長距離ツーリングでも疲れにくくなる
✅ニーグリップが自然にできるようにする
続けることで、「頑張って挟む」から「自然に支えられる」ライディングへ変わっていきます。
おすすめトレーニンググッズ
・ピラティスボール
・ミニボール
・トレーニングバンド
・フォームローラー
・ストレッチマット
まとめ
ニーグリップは、膝の力ではなく股関節と内転筋をうまく使うことで自然と安定する技術です。
雨の日やツーリングに行けない日こそ、身体づくりのチャンス!
1日5分の積み重ねが、疲れにくく安定したライディングにつながっていきます!



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