
ツーリング中に「指先がジンジンする」「クラッチを握る左手がしびれる」と感じたことはありませんか?
その原因は、グリップの握り方だけではなく、ライディングフォームにあるかもしれません!
手のしびれは「握りすぎ」だけではない
手のしびれが起こると、「グリップを強く握りすぎたかな?」と考える人は多いでしょう。
しかし、ライダーに多いのは腕で身体を支えてしまうフォームです。
本来、体重は骨盤や股関節、下半身で支えるのが理想です。
腕に体重が乗ると前腕の筋肉が緊張し続け、手や指への負担が増えてしびれにつながることがあります。
さらに、アクセル操作で手首が反りすぎる姿勢も、手首への負担を大きくする原因の一つです。

小指と薬指を意識してみよう
野球やゴルフ、剣道などでは、「小指・薬指で支える」という考え方がよく用いられます。
小指側で支えることで手首が安定し、人差し指や親指に余計な力が入りにくくなるためです。
バイクでも、小指と薬指を中心に軽く支え、人差し指と親指は操作しやすい程度に添えるイメージがおすすめです。前腕や肩の力みが減り、長距離でも疲れにくくなります。

豆知識:なぜ小指を詰めるの?
ヤクザの「指詰め」は、小指を失うことで刀などを握りにくくし、戦闘力を下げ親分への依存を強めるためだったという説があります(※諸説あります)。
史実として断定はできませんが、それほど昔から小指が握る力や安定性に重要だと考えられていたことがうかがえる逸話です。
30秒セルフチェック
エンジンを止めた状態でバイクにまたがり、小指と薬指を中心に軽くグリップを握ってみましょう。
そのまま肩の力を抜き、人差し指と親指を少しリラックスさせてください。
「いつもより楽に握れる」「肩の力が抜ける」と感じたら、普段は必要以上に力んでいる可能性があります。
まとめ
手のしびれは、グリップだけでなく身体の支え方や手首の角度も関係しています。
まずは小指・薬指で軽く支え、下半身で身体を支えることを意識してみましょう。
フォームを見直しても症状が続く場合は、首や手首の疾患など別の原因が隠れていることもあるため、医療機関への相談も検討してください。
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